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ゆとり世代、オタク、生きねば

環さんにサチアレ【ネタバレ有】

こんにちは!

ゴールデン毛玉です。

 

今回も映画「すずめの戸締まり」についてお話しします。

 

 

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出典:「すずめの戸締まり」公式ホームページ

 

 

「すずめ」については第5回目の記事となります。

前回はダイジンについてお話ししました。

今回は他のキャラクターについてお話しします。

 

前回はコチラ▼▽

 

最初はコチラ▼▽

 

 

目次

 

 

 

環さんの言葉

 

環さん大好きです。

震災で1人になった姪っ子を姉の代わりに育てるという複雑すぎる事情を抱えながら、独身で仕事を頑張る姿を応援しないわけがないですな。

特に印象深かったシーンがサダイジンに取り付かれた(操られた?)環さんが鈴芽と喧嘩するシーン。

「気ぃ使うに決まってる。あんたのせいで結婚も何もできなかった。私の10年なんやったん?」

それに対して鈴芽も「愛が重いんよ!」と返します。

私はいい年した大人なのでどうしても環さん目線になってしまいますが、母親の代わりに鈴芽を育てるのは、本当に大変だっただろうと思います。

同時に自分にも置き換えました。

親孝行な良い子供かと問われると、現在進行形でそうではありません。

時間を何十年も奪って、親たちは果たして幸せだったのだろうか?と、考えてしまいました。

 

しかし、その後のシーンで環さんが鈴芽へと言った「思ったことはあったよ。でも、それだけじゃない。本当に、それだけじゃないんよ」というセリフが、この映画で1番印象に残ったセリフでした。

一緒に暮らすって、色々あります。

もう居ない方が良かったと、思ったり思われたりします。

でも本当に、それだけじゃないんですよね。

そんなうまく表せない気持ちを言葉で表してくれたあのシーンが大好きです。

深津絵里さんの素晴らしい芝居にも感謝です。

 

 

芹沢という男の役割

 

彼はいいキャラでした。

物語後半からの登場でしたが、ぶっちゃけ草太より目立ってたのではないかと思います。

芹沢の役割は曲をかけて場を回すというDJのようでした。

ファンタジーな展開に巻き込まれる一般人という、視聴者が展開に離れないようコントロールする結構重要な役割だったのではと思っています。

しかし、友達のために東北まで車で行くなんて、なんて友達思いなやつなんだ…。

 

一部では草太と芹沢は付き合ってるんでは?という解釈もあるようで、なるほど、それは面白い考えだなと思いました。

私は腐女子ではありませんが、そういった意味を含めて芹沢がいるのだとしたら、新海監督の新たな試みですな。

さすがにそんな意図はなかったと思いますが、草太の回想シーンからも仲の良い友達だったのが分かりました。

うらやましいです。

ギャグも突っ込みもこなす芹沢は、「すずめ」で1番のナイスキャラでした。

 

 

 

草太は新海監督、イケメンへの挑戦

 

鈴芽が温泉街で「イケメンの人」と呼んでいたことから、草太はイケメン設定であると思われます。

今までの新海作品ではっきりイケメンが描かれるのは初めてではないでしょうか。

(以前の作品であったら勉強不足です。すみません。)

 

草太を初めて見たのはCMでした。

その時は驚き、「誰今のイケメン!?」と叫びました。

毛玉さんの性癖はロン毛なので。

 

新海監督の思う『ミステリアスなイケメン』は黒髪ロン毛の泣き黒子ということですな。

イケメン好きのオタク目線からすると、草太は充分なイケメンに見えていました。

ありがとうございますという感謝の気持ちです。

 

声優に関しては、もう少し上手な人を使ってほしかったと言うのが正直なところなので、少し残念ですが。

 

しかし、最初はイケメンかと思いましたが、終わってみると、草太はプリンセスで鈴芽がプリンスでしたね!

 

 

キャラクターを振り返ってみて

 

毎回魅力的なキャラクターを生み出す新海監督ですが、君の名は。→天気の子→すずめの戸締まりとなるにつれて、どんどん面白いキャラクターが増えています。

次回はどんなキャラが…と、期待してしまいますな。

こんな拙い気持ちが、新海監督のキャラクターが好きな人に届けば嬉しいです。

 

 


 

 

ではまた!