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スラダンそこそこ好きなので『スラムダンク』を見に行ってみた【映画】

今回は映画『THE FIRST SLAM DUNK』を見た、『スラムダンク』がそこそこ好きな私の感想になります。

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先日やっと見てきました!

 

スラダンの大ファンというわけではないけれど、それなりに好きな人間が映画を見たらこんな感想になります。

ネタバレ有りなので、ご注意を!

 

  • スラダンの映画は興味があるけど、見に行くほどファンじゃない
  • そこまでファンじゃない人の感想が知りたい
  • 昔すぎてストーリーを忘れてしまったけど大丈夫かしら

 

そんな方に読んでいただけたら嬉しいです。

映画は1回しか見ていないので、あやふやな部分があります。

申し訳ありません。

それでは、そうぞ!

 

目次

 

 

映画『スラムダンク』を見た感想

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出典:映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式Twitter

 

ストレートに言うと、微妙でした。

 

微妙だった理由

 

①構成と尺

上映時間は124分でした。

内容は山王戦で、映画は1試合のみです。

試合を追いながら、途中途中で過去の話しをはさむ、というのが基本的な構成でした。

この構成が私には合わなかったです。

試合に集中して盛り上がってきたところで過去の話しに変わってしまうので、感情が乗り切れませんでした。

そのためダラダラと続いているように感じ、飽きてしまうシーンが多かったです。

 

宮城リョータの事情

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映画の内容は、山王戦をリョータ中心に描くというものでした。

思い返してみると、原作やアニメでりょーちんについて深く描かれた記憶はありません。

りょーちんは、多くを語らない職人気質なガード、というイメージでした。

そこがかっこよかった部分ではあったので、個人的にはりょーちんを掘り下げる必要はなかったのでは?と思ってしまいます。

「ミステリアスで職人気質なりょーちん」というイメージが崩れてしまったのが少し残念でした。

 

③スラダンらしさと宮城リョータ

りょーちんの過去や家庭事情についてかなり掘り下げられ、父と兄を早くに亡くしていたことが分かりました。

そのためお母さんと距離ができてしまったようで、兄・ソータと自分を比べ、悩んでいたシーンが多く描かれていました。

全体的に暗い描写が多かったので、スラダンらしさみたいなものからはかけ離れてしまったのが残念な部分でした。

りょーちんが悩んでいたことを否定したいわけではありません!

 

ただ、桜木花道が根性と真っ直ぐさで駆け抜けていたスラダンのイメージからはずいぶん違っていたので、スラダンにこの話しは必要なのかな?これってスラダンなの?という感想になってしまいました。

りょーちんが嫌いだからこんなことを思っているわけではありません!

 

純粋に、子供の頃に見たスラダンらしさをあまり感じられなかったので、少しガッカリしたという話しです。

 

新『スラダン』の良さ

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もちろん良かった部分もあったのでそちらについても!

 

①スラダンはやっぱりかっこいい

スラダンは根性とかっこよさのバランスが素晴らしい作品です。

根性は泥臭くて少し幼稚な部分があります。『ワンピース』なんかが根性の作品というイメージです。

熱く熱くなれる、そこが非常に魅力的で私も好きな部分ではあるのですが、少し幼稚で単純な感じです。

その根性とかっこよさという両立するのが難しいはずのイメージを、良いバランスで表現しているのが『スラダン』の魅力です。

 

今回の映画でもそのバランスは充分に感じられました。

とくに試合シーンは熱くなるカッコよさを感じ、夢中になりました。

10-FEETとの相性もばっちりで、スラダンはロックがよく似合う!

スピード感とワイルドさの見事な融合、めっちゃカッコよかったです。

このカッコよさはなかなか他の作品には表現できないでしょう。

 

②新声優とCGアニメ

声優陣が全員変更されたことは、公開前から話題となっていました。

私も(世代というには幼かったですが)子供の頃アニメ『スラダン』の視聴者だったので、桜木花道といえばCV草尾毅です。

変更後のキャストに違和感を感じたら嫌だな~と思っていましたが、実際見るとそんなことはありませんでした。

 

おそらくアニメーションがCGになったことが大きいと思います。

昔見ていたアニメとは全く変わっていて、まさに新しいスラダンでした。

ストーリーもアニメでは放送されなかった山王戦ということで、アニメ世代が見ても、桜木花道CV木村昴は全然気になりません。

 

CGアニメに関しても違和感なく見ることができました。

本来CGアニメは嫌いですが、『スラダン』に関しては原作の絵の雰囲気にも合っていたし、過去のアニメとの差別化という意味でも良かったと思います。

 

それにしても、井上先生のデザインは素晴らしいですね。

90年代の漫画のはずなのに、現代でアニメ化してもお洒落…!

 

原作を読んだのが10年以上前とは…


 

 

新規とにわかの『スラダン』ファンへ

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出典:井上雄彦公式Twitter

私自身そこまでスラダンのファンというわけではありません。

子供の頃にアニメを視聴し、高校生で友人に借りて漫画を読んだくらいの知識です。

バスケの経験はありますが、特別うまかったわけでもありませんし、桜木花道の影響は全くうけていません。(笑)

 

特別この人という推しも居ません。

(強いて言えばミッチーです)

 

ファンの方には申し訳ないですが、実は山王戦と言われてもピンと来ず、最後のシュート後に桜木と流川がハイタッチをするシーンで「これ1番最後の試合や!」と気づいたレベルです。

そんな特別スラダンファンでもない私でも楽しんで見ることができました。

「スラダンそこまで好きじゃないけど…」と悩んでいるのであれば、見てみることをお勧めします。

 

また、劇場には意外と子供もたくさん居ました。

初めて『スラムダンク』を見るのでしょうね。

今作はスラダンを全く知らない人が見ても楽しめると思います。

細かいところを見れば、ン?と思うシーンもありますが、スラムダンクとバスケのかっこよさは充分伝わります!

ぜひ見たことがない人も見に行って、日本一のバスケ漫画『スラダン』にハマってほしいです。

 

アニメを見たのが30年ほど前とは…スラダン恐るべし…

 

 

 

個人的に気になったポイント

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出典:井上雄彦公式Twitter

好きに思ったことを書きなぐっているだけなので読み飛ばしOKです(笑)

 

りょーちんと流川が沢北のポスターの前で話しをするシーン。

「ぶっ倒そうな!」みたいなことを言うシーンでしたが、流川とりょーちんが会話してる!?と思ったのは私だけではないはず。

実際りょーちんから「俺ら話すの初めてじゃね?」とセリフが続いたので、笑ってしまいました。

原作にこのやり取りがあったかは覚えていませんが、めったに絡まない2人の絡みを見せてくれてありがとうございます!の気持ちです。

 

今のところ予定はないようですが、この仕上がりならテレビアニメ化も可能なのでは…と思っています。

初期のアニメ版の問題があるので、井上先生が一番大きな壁ですかね…。

CGアニメにすれば作画崩壊もそんなにないと思うのでアリだと思うんですけどね。

フルバやるろ剣みたいに、最近むかしのアニメを作り直すの流行ってるし。

最後までアニメで見たいので、制作の方々には頑張っていただきたいです。

 

まとめ

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以上がスラダンをそこそこ好きな人間の、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の感想でした。

スラダンっぽさが足りなくて微妙だったけど、見て損はしない映画というのが素直な感想です。

誰が見てもそこそこ楽しめる映画ではないでしょうか。

昔の『スラダン』を知っている者としては、かっこよさが健在で嬉しくなりました。

久しぶりにバスケがしたくなりますね!

一緒に『スラダン』とバスケが盛り上がったら、バスケ経験者としては嬉しいです!

(たいして上手くはなかったけども)

 

また映画を見たら感想を記録したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

ではまた!